予防歯科

予防歯科とは虫歯や歯周病になってからの治療ではなく、それ以前の予防を大切にすることです。歯科医院でのプロフェッショナルケアと自宅でのセルフケアが両輪になります。そのためにも歯科医院での定期的な健診が大切です。予防歯科のポイントは３つあります。

歯磨き剤に含まれるフッ素は、歯磨きしている時だけでなく歯磨き後も口の中に残り、少しずつ作用します。毎食後、必ず脱灰は起こります。虫歯予防のためには、フッ素を常に口の中に残し再石灰化を促進するのが理想的です。そのため、なるべくフッ素を長時間口の中に残すようにすることが大切です。

プラークは細菌の塊で虫歯や歯周病の原因になります。そのために、きちんとプラークを除去する必要があります。歯科医院で行うプラークコントロールと自分で行うプラークコントロールの両方をきちんと行うことが重要です。

細菌が増えると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。そのために、就寝前に殺菌剤配合のデンタルリンスを使用し細菌の増殖を抑えることが重要です。