【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
顎関節症は、癖や生活習慣も原因になるので日常のケアが大切です。今回は初期治療としてすぐに実行できるセルフケアの方法を説明します。もちろん、症状が出た場合は、セルフケアだけに頼らず専門の歯科医院に相談してください。
TCHは習慣的に上下の歯を接触させる癖で、筋肉が疲労してあごの関節に負担をかけ、顎関節症の原因になります。無意識に行っていることが多いです。まずはTCHを行っていることを自覚し、それがあごに良くないことを認識することが重要です。そうすれば意識的に「歯を離す」、「力を抜く」などの行動につながります。
開口訓練とは、口を開ける練習をすることです。あごが引っかかって開かない時、関節の動きを良くするために行います。また、筋肉に痛みがある場合は、ストレッチ効果が期待できます。指の力で圧力をかけると効果的です。親指を上あごの前歯に当て、人差指を下あごの前歯の縁に当てます。そこから力を少しずつ加えながら、上下の歯を押し上げるように口を開きます。これを1日数回、1回につき10回程度、無理のないように行います。
注意)強い痛みを感じない程度にしてください。
顎関節症に関係する咬筋や側頭筋などの筋肉が凝っている場合は、マッサージをすると効果的です。血流を促して緊張をほぐすことで、痛みを緩和することができます。手のひらや指で、側頭部からほおに向けてなでるようにして、筋肉をリラックスさせます。1日数回、1回につき10回程度行うと効果的です。他にも顔や首、肩回りの軽いストレッチなどでも効果があります。唇やほおの緊張をとる「あっぷっぷ体操」もあります。リラックスした状態で、歯と歯の間を少し開け、頬に空気を入れて膨らませます。さらに上下左右に膨らまして、5秒ずつゆっくり息をいてください。歯磨きの時に口をゆすぐようなイメージです。
顎関節症の場合は、TCH(上下の歯を接触させる癖)の他にも、あごに負担がかかる行動や習慣をなるべく避ける必要があります。日常であごに負担がかかりやすい習慣には、「頬杖をつく」、「うつ伏せで寝る」、「歯ぎしりや食いしばりをする」などがあります。ささいな習慣や癖に注意することで、症状の改善、悪化の防止、または予防にもつながります。
顎関節症は、複数の原因が、相互に作用して積み重なることで発症します。あごの関節が、強い力や痛みに耐えられない「構造的な弱さ」、上下の歯の咬み合わせのバランスが悪い「かみ合わせの異常」、そして、姿勢の悪さや普段よく行っている癖「生活習慣」も原因となります。例えば、パソコンやスマートフォンの操作、編み物などの細かい作業、スポーツや楽器の演奏、歯ぎしりや食いしばりの癖などが原因になることがあります。他にも、日常の精神的なストレスなども原因になります。
そのような原因の中で、注目されているのが、「上下の歯を接触させる癖(TCH)」です。物を食べたり、会話したりする時以外に、上下の歯がどこかで当たっている状態です。強い力はかかっていませんが、長時間、習慣的に行うことで筋肉が疲労し、あごの関節にも負担がかかります。痛みのある顎関節症患者の50~70%にTCHがあり、TCHがあると、痛みがなかなか改善しないと言われています。
〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル1F(大戸屋さんの裏)
仙台駅東口より徒歩3分
地下駐車場40台あり
付近に駐輪場193台あり