歯石除去後の
アフターケア(注意点)

１.温度変化や刺激が強いものは避ける

歯石除去後は、歯や歯ぐきが一時的に知覚が過敏になることがあります。熱い物・冷たい物・刺激の強い食べ物などは控え、適切な温度で柔らかい物を選ぶようにしてください。

２.歯磨きは毛先が柔らかい歯ブラシで行う

歯石除去後の歯ぐきは知覚が過敏になっています。歯ブラシの毛先は柔らかい物を使用して、歯ぐきを傷つけないよう優しく磨いてください。

３.虫歯予防のためのフッ素塗布を行う

歯石除去後は歯の表面に汚れがない状態です。その状態でフッ素を塗布するとフッ素が歯に効率よく吸収され虫歯の予防効果も高くなります。

１.出血や腫れについて

歯石除去後は軽い出血が見られることがあります。数日で治るので心配はいりませんが、出血が続く場合は当院までご連絡ください。また、歯石除去時に歯ぐきが刺激を受けることや、一時的な細菌感染により腫れが生じることもあります。一時的な腫れはよくある症状で、多くは数日で改善します。改善しない場合は診察しますので、お知らせください。

２.痛みや違和感について

 歯ぐきに違和感や軽度の痛みを生じる場合があります。通常は数日で改善しますが、改善しない場合は遠慮なくご相談ください。

３.歯がスカスカする感じについて

 歯の隙間を埋めていた歯石がなくなったことと歯ぐきの炎症が改善して引き締まったことで、本来の隙間が見えるようになったことがスカスカする原因です。たいていは数日から数週間でスカスカする感覚は改善します。

４.定期健診の重要性について

歯石は再び沈着します。定期的な検診とクリーニングにより、健康な口の中を維持しましょう。

１.デンタルフロスや歯間ブラシの使用

食片は２４時間でプラーク（歯垢・しこう）になり４８時間で歯石になります。デンタルフロスや歯間ブラシの習慣がない方は歯と歯の間の汚れが残りすぐに歯石になってしまいます。デンタルフロスや歯間ブラシを使用し歯石が付かないようにします。

２.歯石が付きにくい歯磨き粉の使用

歯の表面がざらざらしていると歯垢が溜まり歯石になりやすくなります。歯の表面がツルツルになる歯磨き粉を使うことにより、歯垢が溜まるのを防止することができます。おすすめな商品はアパガードリナメル (オーラルケア)です。