【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
顎骨骨髄炎とは、口腔内細菌の感染に起因する炎症が顎骨内の骨髄にまで波及することで様々な症状を引き起し、治療がとても困難となる病気です。
健康な方であっても、虫歯が進行して歯の神経にまで炎症が波及した場合は歯髄炎を起こし、放置すると神経が死んでしまいます。失活した神経から感染が歯周組織へと広がると、歯槽骨炎や広範な顎骨炎へと進行します。歯周病が進行した場合も同様です。ただ、治療が困難な顎骨骨髄炎を発症する患者さんには、多くの場合は感染を引き起こしやすい下記のような要因があります。
①糖尿病やステロイドの長期投与に起因する免疫の低下
②骨吸収抑制剤(ビスフォスフォネート・デノスマブ)投与歴
③頭頸部の悪性腫瘍に対する放射線治療歴
これらの要因や患者さん個々人の状態に応じた適切な診断と治療が必要です。
歯周病の最悪な状態は「自然脱落」です。つまり自然な抜歯が起こり、歯が抜けることと考えてしまいます。自然脱落は確かに見た目は良くないですが、歯が抜けるということは、抜歯後に治癒するため自然に治療したことになります。実は解決が難しい問題になるのは、歯が抜けず、骨の溶けるスピードよりも早く炎症が進んだりした場合です。細菌の勢いが防御反応の限界を超えると歯ぐきの炎症ではなく、周囲の骨が炎症を起こします。これが顎骨骨髄炎と呼ばれるものです。
歯周病が骨髄炎に移行してしまうと、歯の抜歯をしても治らずにアゴの骨の炎症が続き、歯がないのに骨から膿が出てくることもあります。なかなか治らない難治性となったり、完治するまでに数カ月以上の時間がかかる場合もあります。
①強い痛みが起きる
歯の痛みや歯周病の症状が何日か続きます。歯やあごに虫歯より強い痛みが起き、歯ぐきなどにも痛みが広がる。
②数本同時に痛みが起きる
虫歯の痛みは原因の歯を特定しやすいに対し、顎骨骨髄炎の場合は原因となる歯の特定が困難なほど痛みが広がることがあります。
③数本同時に歯がぐらつく
それまで歯周病トラブルを経験していなくても、激痛とともに歯が次々に数本同時にぐらつくことがあります。
④歯ぐきが腫れて膿が出る
歯ぐきが充血して赤くなり、内側(舌寄り)と外側(頬寄り)の両方が腫れて膨らみます。それまで歯周病の気配が全くないのに急に重度の歯周病のように腫れたり膿が出ます。
⑤発熱する
38~40度程度の発熱を伴うことがあります。
ノーブルデンタルクリニック仙台は【日曜診療】【夜間診療:平日の夜8時まで受付】です。
〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル1F(大戸屋さんの裏)
仙台駅東口より徒歩3分
地下駐車場40台あり
付近に駐輪場193台あり