【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
抜歯の時に、歯を抜く時の痛みを心配する方がほとんどです。しかし、麻酔をして歯を抜いている時よりも、歯を抜いて麻酔が切れた後の痛みがほとんどです。抜歯後の痛みは痛み止めの服用でかなり抑えることができ、時間の経過とともに徐々になくなってきます。しかし、強い痛みがなかなか治らない場合があります。そのような時はドライソケットが痛みの原因になっている可能性が高いです。今回はドライソケットの症状や原因、治療法や予防法について詳しく説明していきます。
ドライソケットとは、ドライ(乾いた)ソケット(窩=穴)という意味で、抜歯をした後の穴に血の塊ができずに、穴があいて骨が露出している状態のことを言います。「抜歯窩治癒不全」とも呼ばれています。
本来は抜歯をした部分の穴に血液が溜まり、それがやがて固まって血餅(血の塊)になった後、歯ぐきとなって穴が塞がり治っていきます。しかし、ドライソケットではなんらかの原因で穴に血の塊が出来ないために治るのに時間がかかり、さらに骨が露出していることで強い痛みを引き起こします。
ドライソケットの多くは下の親知らずを抜いた後に見られ、抜歯後の2〜4%くらいに現れるというデータがあります。ドライソケットになると激しい痛みが1〜2週間、ひどい場合だと1ヶ月も続く場合があります。
抜歯直後ではなく、抜歯後2~3日経過してから痛みが増してきます。
痛み止めを飲んでもすぐ切れてしまう、なかなか効かない、切れると何も手につかないというような激痛が一週間以上続きます。
食べたり飲んだりする時に痛みがよりひどくなります。
ドライソケットになると、抜いた部分から悪臭がします。
骨が露出しているため、抜いた穴が大きく空いていて内部が白っぽく見えます。
「うがいのしすぎ」「何か吸う動作をして穴に吸引力がかかった」「舌でいじった」などが原因で、せっかく溜まった血の塊が剥がれてしまうことがあります。
血が固まる前に、血行が良くなりすぎることをしてしまった場合(飲酒、激しい運動、風呂に浸かるなど)、血の塊ができないことがあります。
麻酔に含まれる血管収縮薬の影響で、正常に出血が起こらない場合があります。
とくに深く埋もれた親知らずなど、時間のかかる抜歯の場合、骨が空気にさらされる時間が長くなることでドライソケットが生じやすくなります。
抜歯後にタバコを吸うと、血流が悪くなってしまうことで治りが悪くなったり、ドライソケットを起こしやすくなります。
抜いた部分が感染を起こすと、血の塊が炎症で溶けてなくなってしまうことがあります。
強い痛みに対しては鎮痛剤、感染予防に対しては抗生剤が投与されます。長期的な投薬で胃腸が荒れてしまう場合もあるため、胃薬や整腸剤が一緒に処方されることもあります。
抜いた穴を洗浄、消毒し、軟膏を直接塗布したり、軟膏付きのガーゼで露出した骨の表面を覆って保護します。スポンセルに軟膏をつけて抜歯窩に入れるのも効果的です。
麻酔をして内部を引っ掻き、出血させて血の塊を作る方法です。炎症が強いと痛みを伴うことがあるので麻酔をして行います。
体調が悪い時や疲れが溜まっている時などは体の抵抗力が落ち、感染しやすくなります。抜歯の日に万全な体調となるように体調管理をしましょう。
口の中の細菌が多ければそれだけ感染を起こしやすくなります。親知らずは歯磨きがきちんとされていないことが多いです。「どうせ抜く歯だから」と歯磨きをしないでいると、感染とドライソケットを起こしやすくなりますので注意しましょう。
血が止まるまでガーゼをしっかり咬んで、きちんと血の塊ができるようにしましょう。
血の味がするから、食べ物が入ったから、といって強くうがいするのは控えて下さい。これがドライソケットを起こしやすくする最大の原因です。抜歯後数日はぶくぶくゆすぐのは避けましょう。
抜いた部分を指や舌で触ると、細菌感染を起こしやすくなります。また、血の塊が剥がれてしまいます。気になっても触らないようにしましょう。
抜いた当日は激しい運動、飲酒、湯船に長く浸かるなどの血行がよくなることを控えましょう。血が止まりにくくなり、血の塊ができなくなる原因となります。
喫煙は傷の治りが遅くなる原因です。抜歯後1週間ほどはタバコは控えたほうが良いです。
ノーブルデンタルクリニック仙台は【日曜診療】【夜間診療:平日の夜8時まで受付】です。
〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル1F(大戸屋さんの裏)
仙台駅東口より徒歩3分
地下駐車場40台あり
付近に駐輪場193台あり