【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
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妊婦歯科健康診査(妊婦歯科健診)は妊婦の健康維持と健康な子供の出産のため、また、生まれてくる子供とその家族の健康推進を目的として実施されております。
当院は仙台市の妊婦歯科健診(妊婦歯科健康診査)の登録医療機関です。
①妊娠性高血圧症候群
②妊娠糖尿病
③妊娠貧血
④胎児発育不全とそのリスク
①虫歯の発生
口腔内の環境が妊娠に伴い変化するために虫歯が発生しやすくなります。
・唾液の緩衝能が低下して、虫歯菌が出す酸を中和する働きが低下します。
・つわりなどで、きちんとした歯磨きが出来なくなります。
・つわりなどで、一度にたくさん食べられずに間食が増える傾向があります。
②歯肉炎の発生・歯肉支持組織の異常
妊娠性歯肉炎は約半数の妊婦に発生します。妊娠2~4か月頃に生じ、出産後にはほぼ自然に消失します。特に上顎の前歯に生じることが多く、非常に出血しやすいのが特徴です。局所的刺激のほかに内分泌機能の変化が原因として考えられます。対応としては、自宅でのきちんとした口腔清掃・歯科医院でのクリーニング・適切な栄養摂取・規則正しい生活習慣があげられます。
①乳歯・永久歯の形成時期について
乳歯・永久歯の形成は、最も早い乳歯で胎生7週、永久歯でも3か月半くらいから始まります。健康な歯を作るためにはバランスの良い栄養素の摂取が必要です。(ビタミンA・C・D,たんぱく質,カルシウム,リンなど)
②子供のための妊娠中からの虫歯予防
乳幼児期の子供の口の中の細菌数と母親の口の中の細菌数には相関関係があり、食事やスキンシップにより唾液を介してうつることが分かってきています。子供の虫歯予防のためにも家族が口腔内の清潔を保ち、未治療の虫歯はきちんと治療する必要があります。
③歯周病と胎児の関係
最近の研究では、母親が歯周病だと早産や低体重児出産のリスクが高くなることが報告されています。歯周病と早産の関係については、歯周病菌のサイトカインが体内の生理活性物質の生成を促進し、その影響で子宮が早期に収縮し早産になると言われています。
妊娠中の体調や活動状況、飲み薬の胎児への影響を考えると、妊娠中の歯科治療は安定期(16~27週)に行うことが望ましいと言われています。
①レントゲン撮影について
歯科治療におけるレントゲン撮影は全く問題はありません。
②歯科麻酔について
歯科で使用する局所麻酔薬は通常の量では胎児への影響はありません。ただ、過去に麻酔で具合の悪くなった経験のある方は注意が必要です。
③飲み薬について
胎児への影響が大きいのは妊娠初期の妊娠4週~10週目です。この期間はなるべく薬を飲まない方が良いですが、症状によっては服用が必要になります。その場合は、抗生剤ではセフェム系やペニシリン系、鎮痛剤ではカロナールなど、妊娠中や授乳中も服用可能な安全性の高い薬を処方します。心配な方はかかりつけの産婦人科医に相談して下さい。
④治療中の体位について
当院では、妊婦さんに声がけしてリラックスしてもらいながら、治療の椅子を倒しすぎずに楽な姿勢で治療が受けられるように配慮しています。また、治療中に、長時間にわたって同じ体位をとらない工夫や仰臥位低血圧症候群(仰向けに寝ることで急激な血圧低下が生じること)の予防にもきちんと配慮しています。
〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル1F(大戸屋さんの裏)
仙台駅東口より徒歩3分
地下駐車場40台あり
付近に駐輪場193台あり