【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
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学校健診を行う理由は二つあります。一つ目は虫歯の有無などを定期的に確認して早期治療を促すためです。 二つ目は健診結果を分析して現在の子供たちの口の中の状態を確認して、今後の行政の対応を決定するためです。
まずは、学校健診の用紙で虫歯の本数を確認します。大きな虫歯の場合は早期の受診が必要です。虫歯がどこか分からない場合や症状がない場合も必ず受診してください。
健診で虫歯と診断されても、生え変わりが近い乳歯は処置をしないで経過観察する場合があります。また、永久歯の虫歯でも小さいものは、歯磨きの指導とフッ素塗布によって虫歯の進行を止めながら経過を見る場合があります。治療方針はきちんと相談して決定します。また、健診で虫歯がなくても、レントゲンを使って調べると、歯と歯の間などに隠れた虫歯が見つかることがあります。歯と歯の間の虫歯は、歯の内部で大きくなっている場合があるため注意が必要です。治療が完了したら、3か月ごとの定期的な検診を受けるのがおすすめです。
歯科健診時の虫歯に関する(C、CO、△、×、○等)用語の説明
歯の状態を表す記号です。 記載方法が異なる場合もありますが、乳歯と永久歯の両方でこの記号を用いて確認をします。
C(シー) | 処置がすぐに必要な虫歯 Cは英語で骨が壊れるという意味のcariesを略したもの。 |
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○(マル) | 虫歯治療が完了している歯 |
CO (シーオー) | 虫歯になりそうな歯 きちんと管理すれば虫歯が進行しない可能性が高い。 |
△ | 永久歯の喪失歯 |
× | 要注意乳歯 (抜歯か保存の判断を検討する必要性がある乳歯) |
これは、永久歯との交換が近くてグラグラしていたり、歯が透けて歯ぐきのピンク色が見えていたり、横から永久歯が生え始めていたりする歯のことです。つまり、生えかわりを確認する必要のある乳歯、もしくは抜いた方がいい乳歯のことです。
最近では永久歯の歯並びに影響を与えそうな乳歯や、レントゲン検査が必要な乳歯も要注意乳歯になっています。特に、下から永久歯が生えているのにグラグラしない乳歯は、スムーズに生えかわらないことが多いです。その場合は早めに来院してください。無理に抜こうとすると、乳歯の根が折れて残る場合もあるので注意が必要です。
検診では歯の汚れ(歯垢)の状態も確認します。歯磨きが不十分だと指摘された場合は歯磨きの確認をお願いします。ご自宅で行うのが難しい場合は検査の時に相談してください。
歯の汚れのチェック基準は以下の通りです。
少数ですが、小学生でも歯肉に炎症が起こる場合があります。大人の歯周病のような重症なものはあまりないですが、きちんと磨けない状態が続くとその部分に炎症が起こります。また、歯並びが原因で上手に磨くことが困難なお子さんもいます。 保護者の皆さんには、ご家庭での歯磨きの確認と指導をお願いします。
GO | 歯垢と歯肉の状態を総合的に判断して、 歯肉に軽度の炎症が認められているが、 歯石沈着は認められず、本人の丁寧な歯磨き によって炎症が消退するような歯肉。 |
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G(1・2) | 歯垢と歯肉の状態を総合的に判断して、 歯科医による診断と治療が必要な歯肉。 |
小学生の場合
大人の歯周病のような重度な症例はほとんど見られませんが、下の前歯の裏側に歯石がついていたり、歯肉の状態があまり良くないお子さんを見かけます。歯ブラシが上手に出来ていないことが主な原因です。ご相談していただければ、きちんとした歯の磨き方を指導します。お子さんの歯肉の炎症は、きちんと歯ブラシすれば比較的短期間で治ります。
中学生の場合
親の管理が届きにくくなる中学生頃から、歯磨きが不十分になって歯肉に炎症が生じることがあります。周囲が注意しても、自分で納得しなければ丁寧な歯磨きを続けることは困難です。また、ここで正しい習慣を身につけないと、早い時期に歯周病になる可能性があります。中学生が健診で歯肉の炎症を指摘された場合には、本人に歯磨きの大切さをよく認識してもらうことが必要です。
健診の結果で初めて知る方も多いです。虫歯などの指摘を受けた時には一緒にご相談ください。急ぐ必要がない場合には、定期的な健診ごとに確認することをお勧めします。歯並び以外に指摘がない場合でも、まずは一度ご相談ください。
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