【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
歯周病と肥満は相互に関連しています。歯周病は肥満を引き起こし、肥満が歯周病を悪化させることが様々な研究で明らかになってきています。調査では、病気のない20~59歳の成人では、BMIが高いほど歯周病にかかっている割合も高いことが判明しました。BMIが20未満の人が歯周病にかかるリスクを1とするとBMIが高い人はリスクが1.7~3.4倍にものぼります。また、体脂肪率、ウエスト/ヒップ比でも、値が高いほど深い歯周ポケットを有している割合が高くなっていました。つまり、肥満の人には歯周病の方が多いのです。
肥満が歯周病に直接的に関係していることは、研究によって明らかになっています。脂肪細胞は炎症や免疫機能に影響するいくつかの生理活性物質を分泌しており、その一つが防御と炎症の両方の作用を持つTNF-αです。この物質が、歯周病の局所にあらわれて、歯槽骨(歯を支える骨)を溶かしていることが分かっています。現時点ではそのメカニズムははっきりとは分かっていませんが、肥満の人の脂肪細胞から多量に分泌されたTNF-αが、歯槽骨の吸収を早めているのではないかと推測されています。
詳しいメカニズムは分かっていませんが、歯周病の炎症部位から放出されるLPS(歯周病菌由来の毒素)やTNFαは脂肪組織や肝臓のインスリン抵抗性を増加させ、血糖値を上昇させると言われています。また、重度の歯周病患者では血中CRP値が上昇し、動脈硬化や心筋梗塞発症のリスクが高まると言われています。このように歯周病とメタボリックシンドロームの関連性が明らかになってきています。
〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル1F(大戸屋さんの裏)
仙台駅東口より徒歩3分
地下駐車場40台あり
付近に駐輪場193台あり