歯が欠けた時の治療

歯が欠けた時の治療は大きく分けると、①白い詰め物をする②歯の神経をとって被せ物をする③歯を抜いてブリッジや入れ歯をいれるの３つになります。下記に説明します。

歯が欠けた時に欠けた部分がそんなに大きくない場合は、ＣＲ(コンポジットレジン)を使用してその部分だけを詰めることができます。一日で歯をほぼ元の形に戻す事が可能です。コンポジットレジンは光を当てると咬んでも問題のない硬さまで数秒で硬化するので、治療後すぐに食事しても大丈夫です。

ＣＲ充填の利点

●歯をあまり削らないで歯の寿命が長くなる

●通常１回の処置で治療時間が短い

●白い詰め物なので見た目が良い

●保険適用で銀歯よりも費用が安い

●金属アレルギーの方にも安心

●麻酔もあまり使用しないことが多い

●元の咬み合わせをほぼ維持できる

●修理や修正が容易である

歯が欠けてしまった時に欠けた部分が大きくて神経が出てきた場合は、基本的に神経をとる治療(抜髄)が必要になります。何回か根の治療をした後に、歯を補強する土台を立てます。最終的には土台の上に被せ物をします。

歯が欠けてしまった時に根元から折れていたり、割れている場合は、抜歯になります。その後はブリッジ治療（隣り合う歯どうしを平行に削って橋の様に被せる方法）や入れ歯治療、インプラント治療などが必要になります。