歯が欠けた時の治療
(神経をとる)

歯が欠けた時に欠けた部分が大きくて神経が出てきた場合は、基本的に神経をとる治療(抜髄)が必要になります。根の治療を何回かした後に、歯を補強する土台を立てます。最終的に土台の上に被せ物をします。

①歯の神経を全てとる

歯の神経の管は歯や人によって本数が異なります。歯の神経治療の時にこの管を一本でも見逃すと治療後の痛みや根の先に膿を作る原因になります。この神経の管を丁寧に消毒します。

②根の中の形を整える

歯の神経の管はただの丸い形ではありません。楕円形、三角形、樋状など、とても複雑な形をしています。この複雑な根の中を最終的に入れる薬が入りやすい形に整えます。

③緊密に薬を入れる

歯の神経がなくなると、歯は再感染しやすくなります。歯の神経を抜いた管を消毒した後にガッタパーチャ(ゴムのような薬)を緊密に充填して、細菌の感染源をなくします。

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