【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
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歯科の二大疾患といえば「虫歯」と「歯周病」です。日本では現在、虫歯の患者さんは減少していますが、歯周病の患者さんは増加しています。この二大疾患の他に問題になっているのが「顎関節症」です。ここ数年で顎関節症の患者さんは急激に増加しています。増加している「歯周病」と「顎関節症」ですが、実はこの2つの疾患には大きな関わりがあります。「歯周病」といえば歯ぐきの病気、「顎関節症」といえば顎の病気というイメージがありますが、その相関関係について説明します。
①顎関節症が原因となる歯周病
歯周病の最大の原因は歯磨きがきちんと行えないことによるプラークの増加です。顎関節症になると口を開けた時や閉めた時にあごに痛みが伴います。それにより歯磨きや食事などの口を動かす行為がうまく出来なくなります。咬むことには歯の汚れを落とす自浄作用もありますが、この作用がきちんと機能することが出来ず、その上に歯磨きも不十分になるため歯周病になります。
②歯周病が原因となる顎関節症
顎関節症の原因は多数あります。その中でも咬み合わせのバランスの悪さによってあごに負担がかかり、顎関節やあごを動かす筋肉のバランスが崩れることが最大の原因です。咬み合わせの問題は歯並びなどによる先天的な物と加齢による変化や外傷などの後天的な物があります。歯周病も後天的な原因の一つで、歯周病の進行により歯が動いたり、歯が抜けることで咬み合わせに大きな問題が発生します。
歯周病による顎関節症の原因は次の3つです。
①両側の奥歯が歯周病でない場合
両側の奥歯が歯周病でなくなると、前歯では咬んだ時の高さを維持できないので、下顎が後方に移動して相対的に咬合が深くなることがあります。咬み合わせが深くなると、顎関節に無理な力がかかり始め、顎関節症の症状が出てくることがあります。
②片側の奥歯が歯周病でないか動いている場合
片側の奥歯が歯周病でない場合やグラグラして咬めない場合、顎は歯がある方でだけ咬むようになります。それにより無意識のうちに不自然な位置で咬む習慣がついてしまいます。悪化すると、咬んでいない時でもその不自然な位置が保たれるようになり、顎関節に無理な力がかかり始めて顎関節症の症状が出てくることがあります。
③全体の歯が歯周病で動いている場合
全体の歯が歯周病でグラグラして、咬む部分がなくなってくると、顎は安定した咬む位置が分からなくなり、それによって顎関節症の症状が出てくることがあります。
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