定期健診とかかりつけ歯科医

かかりつけ歯科医とは「患者さんのライフサイクルに沿って、口と歯に関する保健・医療・福祉を提供し、地域に密着したいくつかの必要な役割を果たすことができる歯医者さんのこと」と日本歯科医師会では定義されています。

①通いやすい場所にある

虫歯や歯周病を予防するためには、最低でも半年に１回は歯科医院で口の中の確認やクリーニングを受けるのが理想的です。また、長期間に及ぶ治療が必要な場合もあります。自宅や職場の近くなど、無理なく通える場所にある歯科医院が最適です。家族全員で同じかかりつけ歯科医をもつのもおすすめです。

②治療法についてきちんと説明がある

いきなり治療を始めるのではなく、歯を削る必要性があるのか、どのような材料を使うのか、治療期間や料金はどれくらいかかるのかなど、その治療法のメリットだけでなくデメリットやリスクも含めて、きちんと説明してくれる歯科医院を選びましょう。患者さんからの質問や相談に、快くきちんと応じてくれるかも重要です。

③必要に応じて専門医を紹介してくれる

患者さんが悩んでいる症状の原因が口の中以外に考えられる時などに、別の診療科を紹介してもらえることが大切です。

④予防のための指導やアドバイスがある

歯の治療をするだけでなく、歯磨き指導や生活習慣に対するアドバイスをしてくれるなど、虫歯や歯周病の予防に力を入れている歯科医がおすすめです。