【毎週月曜~日曜まで毎日診療】仙台駅、榴ヶ岡駅から徒歩圏内のアクセスに便利な歯医者です。お電話はなるべく診療時間内にお願いします。
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周術期口腔ケアは術前・術中直後・回復期の3つの過程に分かれています。各段階で口腔ケアの目的は大きく異なり、それぞれのケアの内容に合った口腔ケア用品を使用することが大切です。その内容と必要性について説明します。
口の中の雑菌が体内から感染する事を予防します。一般的に菌の数は口腔ケア後に減少し、術後に戻りはしたものの、清掃不良例に認められる糸状菌・紡錘菌・運動性菌・スピロヘータの比率は減少し、健康な成人の口腔衛生状態に近づいた事がわかります。口腔ケアにより創部感染のリスクが著しく減少することがわかります。
手術後の患者様の死亡に繋がる要因の一つとして「誤嚥性肺炎」があげられます。誤嚥性肺炎は主に口腔内の細菌が、何らかの原因で口腔内から肺に取り込まれることで起こることが多いとされ、特に全身麻酔下の治療においては気官にチューブを挿入する際など、そのリスクを伴います。つまり手術時に口腔内の環境が整っていなければ、口の中にいる細菌が術後肺炎の原因となってしまいます。口腔ケアによる細菌の減少は数値的に見ても明らかなものと言えますので、術前の口腔ケアによる術後肺炎の予防が可能になると考えます。
移植や人工物留置後はほとんどの場合、拒絶反応を抑えるために免疫抑制薬が必要となります。免疫を抑制するという事は感染しやすい状態になるということです。病院では空気中の菌や病室・手術室の菌のコントロールには気を使っていると思います。ただし、医科のみの病院でのコントロールが難しいのがデンタルプラークが原因となる感染症です。歯科医師と歯科衛生士が移植・人工物留置術前後の口腔機能管理を行えば、このデンタルプラークからの感染を大きく軽減することが可能となります。
口腔周辺の放射線治療時等に懸念される一つの症状としての口内炎等の口腔内感染症があげられます。ほとんどの場合において口内炎が現れると言っても過言ではないかと思います。口内炎が悪化すると、食事や飲水が困難になり体力の低下などによる治癒が遅れる原因となったり、時には痛みによる患者のモチベーション低下のために治療が止まる事も考えられます。この口腔粘膜炎の対策としては、まずは口の中をきれいに保つこと、そして口の中を乾燥させないことなどが基本となりますので。こちらも歯科医による口腔機能管理で有効的に予防やリスクを軽減することができます。
術後の口腔機能管理により、口腔粘膜の異常や動揺歯への対応、入れ歯の調整等を行うことによって、早期の経口摂取が可能になります。もっとも見込まれる効果としては、術後体力の早期回復が上げられ、早期退院・在院日数の削減にもつながります。早期経口摂取が可能となると、食事の補助や栄養管理など、ナースや助手さんのお仕事も軽減されるばかりか、口腔乾燥軽減やプラークコントロール支援等により術後合併症をも予防します。
気管挿管時のトラブルの一つとして考えられるのが「歯の脱離」またそれに伴う「出血」です。歯の脱離は誤飲にもつながりますし、出血は術者の視野を奪うだけでなく、出血に混じっての細菌吸引も感染の原因になります。
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