ドライソケットについて

下記の症状はドライソケットの可能性が高いです。確認してみてください。

• 抜歯後２～３日で痛みが出てくる
• ズキズキと激しく痛む
• 痛みが長引いて弱くならない（２週間程度、あるいはそれ以上）
• 特に飲食時の刺激で痛む

１．鎮痛剤と抗生物質を服用する

痛い時には我慢せずに痛み止めを飲んでください。強い痛みの時は４時間程度しか効きませんが、徐々に痛みが引いて来れば飲む時間も空けるようにしてください。また、抗生物質も途中で止めず飲み続けてください。効きにくいようであれば抗生物質を変更します。

２．食塩水で洗浄してから薬をつめる

生理食塩水で抜いた部分をきれいに洗浄し、ガーゼに抗生物質を塗布したもの、あるいは抗生物質の軟膏をつめておくと症状は改善します。ただし、ガーゼをつめた場合は清潔を保つためにガーゼ交換が必要であり、通院して頂く必要があります。

３．麻酔をしてもう一度出血させる

ドライソケットの原因の大半はかさぶたが出来なかった、もしくは剥がれてなくなったことによるものです。よって、もう一度出血させて新しくかさぶたを作ります。麻酔をしてから傷口を引っ掻いて出血させます。ドライソケットによる炎症が起きていると麻酔が効きにくいので軽い痛みが生じる場合があります。