初期虫歯の症状と対応

1 歯と歯ぐきの境目が白い

歯の表面のエナメル質が溶け始めてきている状態です。虫歯の初期症状です。

2 歯が茶色に変わっている

白い状態から虫歯がさらに進行している状況です。部分的に変色していたら注意しましょう。

3 奥歯の溝が黒くなっている

奥歯の溝は虫歯になりやすい部分です。まれに虫歯が内部まで進行している場合もあります。

4 詰め物の周囲に変色がある

虫歯治療でつけた金属やプラスチックなどの周囲に、変色があると初期の虫歯が疑われます。

5 冷たいものや甘いものがしみる

冷たいものや甘いもので歯がしみる時は、初期虫歯の可能性があります。

6 デンタルフロスが引っかかる

デンタルフロスを通して毎回同じところで引っかかる場合は、初期の虫歯が疑われます。

1 高濃度のフッ素を塗布

定期的に高濃度のフッ素を塗ることで、歯を硬くして虫歯の進行を止められます。特に、子供の歯には効果的です。また、市販で売られているフッ素配合の歯磨き粉でも、長期間使用することで歯の再石灰化を促したり、酸が作られるのを防止することが可能です。歯を磨く時に歯磨き粉を使用しなくても良いと考える方もいると思います。しかし、最近の歯磨き粉はフッ素配合のものが多く販売されていますので、歯磨き粉を活用することがおすすめです。

2 定期メンテナンスで確認

定期的なメンテナンスをすることで、初期の虫歯が進行していないか、歯が再生しているかを確認することが可能です。最初のうちは3か月に１回のメインテナンスがおすすめです。

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