ブラッシングＱ＆Ａ(歯の磨き方)

・適切な歯ブラシの＜サイズ＞

一般的に適正な大きさとされているのは、縦の植毛が3列になっており、横の長さが「親指の幅」もしくは「人差し指の先から第一関節までの長さ」と同じくらいのものです。ヘッドが大きすぎると、奥歯や歯の隙間などの細かい所に毛先が当たりにくく、磨き残しが生じやすくなります。

・適切な歯ブラシの＜形＞

おすすめの形は、毛先の切り口が平らになっているものです。ギザギザのものに比べて圧力が均等にかかり、きちんと磨けるといわれています。なお、毛先を軽く歯に当て、小刻みに動かすブラッシングを行う場合は、毛先が短めのタイプ（10mm以下）のものを使用してください。また、適度に隙間があることできちんと乾燥して不衛生な状態にならなくなるので、毛が密集しすぎていないものがおすすめです。

・適切な歯ブラシの＜硬さ＞

一般的に「ふつう」の硬さのタイプがおすすめです。「やわらかめ」では毛先が滑って歯垢を効率的に除去できません。ただし、歯周病で歯ぐきが弱っていたり、出血しやすかったりする場合は、歯肉を傷つけにくい「やわらかめ」を使ってじっくり丁寧に磨くようにしましょう。そして、症状が改善されたら「ふつう」の歯ブラシに移行してください。